星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「ちょっと!服着てよ!風邪ひく。」


男の人ってなんで脱ぐの?意味不明。



「暑いからいいじゃん。そのうち着る。」



そういう問題じゃない。目のやり場に困る。
あー!お兄ちゃんとお父さんだったら見慣れてるのに!


神楽だとダメだ!



「なに?俺の体見て赤くなってんの?」


そう言ってわざと近ずいてくる。


「別に。神楽の体みたってなんとも思わない。」


「へー。じゃあこういうことしても平気ってことなんだ?」


「キャッ//」


腕を引っ張られ神楽の腕の中。
肌が密着している。


「ちょっと離して//////」


突き放そうにも触れない…//////

「平気なんだろ?ならギュッてしても平気でしょ?」


完全に負けた。


「無理だから/////」

心臓が///

「せーい…顔赤いね。かーわい」


わざとゆっくり言う神楽は、確信犯。

「うぅっ/////やめてよ。////」


お風呂入る!と大声を出しなんとか脱出する。

心臓壊れるかと思った!


それからお風呂に入り上がると…


「神楽?それって私の書いてる詞?見てるの?」


何度か見せてるから最近は、慣れてきている。


「俺さやっぱり好きだわ星のつくる詞。いいよな。心にすっと入ってきて溶かすんだよ暖かくする。」


そんなこと初めて言われた。
中学から書いている詞。


「ほんとに?思ったこと書いてるだけだよ。」


「てか髪の毛濡れてる。ドライヤーどこ?」


「え?洗面所にあるけど」


そういうとドライヤーを持ってきて私の髪を乾かし始めた。



「いいよ自分でできるから。」


「やりたいからいいんだよ。なんか同じ匂いっていいな。」


なっ!コイツわかってて言ってる!


「やめてよそういうこと言うの。心臓に悪い。」


そう言うと神楽笑って耳元で


「今日の夜は、いっぱいお前のこといじめるつもりだから。俺に勝てると思うなよ?」



なっ//////



それから無理やりベットに連れていかれ2人で寝るはめに…


別に嫌じゃないけど心臓が壊れそうだ。
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