星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
神楽が私の家に泊まった日から少しがたった。


少し寂しけど離れ離れになる日なった。


「んじゃ言ってくる。電話とかテキトーにするな。」



「おう!楽しんでこいよ!」


「啓の言うとうり。楽しんで。頑張ってな。」


「おう!秋も美穂も星のことよろしくな。」


「「任せて!」」


そう言ってみんなと話してる神楽を遠くに見る私。



強がってる。少しだけ寂しいなんて嘘。

すごく不安。寂しい。そんな私にきずいたのか神楽が近ずいてきた。



「星。お前浮気すんなよ?」


「そっちこそ。私は、待ってるね。」


「あぁ。」


寂しい。今だけだから



ぎゅ。私から抱きつく。


「星。やべー行きたくなくなる。」


「行かないとだもんね。頑張ってね。」


「じゃあ行ってくる。」


そう言ってキスをした。短いけど気持ちの溢れるキスをして別れた。




姿が見えなくなった。我慢できず涙を流す。



そんな私を美穂と秋がなだめてくれた。



これから波乱の幕開けだということを知らずにその日涙を流して眠った。
< 135 / 349 >

この作品をシェア

pagetop