星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

後輩くん

それから仕事の忙しい時期が終わり社長から学校に専念しろと言われたので勉強。



けどひとつ変わったことが…

1年男子いずくんと毎日一緒に勉強してます。



主に私だけだけど。邪魔なんだよね。


「あのさ?いずくん勉強しないなら帰ったら?それか近くに来ないでよ。うざいってか集中できないから帰って欲しい」




「先輩酷いなー。お願いします。俺を友達にしてください。でここにいさせてください!ね!俺悪いやつじゃないし!」


こういう人は、何言ってもダメだ。はぁー

なんか厄介な人に捕まったな…



「悪いやつじゃなくても勉強しなきゃここにいる意味ないでしょ?邪魔するなら帰って。」


めんどくさいよー。はぁー…ため息ついてもダメだよね。幸せが逃げるだけだ。


「とにかく帰って」


あーもう嫌だ。後輩にかまってる暇ないよ。


「じゃあ友達になって勉強教えてください!そしたら先輩の邪魔にならないし先輩復習もできるでしょ?」


はぁーコイツひき下がんないつもりだ。


「分かったよ。友達にでもなんでもなるから近寄ってこないで。あと勉強教える気は、ない」


私は、そんなに勉強できるわけでもないし。
苦労してこの学校に入ったんだから。


「よし!んじゃ友達ですからね!」


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