星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
それから帰ることにして美夜輝君は、用事があるらしく校門で別れた。5、6時間目サボって良かったのかな?あの人。


とりあえず私は、明日から秋を助けるため動き出そうと考えていた。


朝になり早く学校に行った。やっぱり秋は、いた。

「秋?大丈夫?」

「あ!星ありがとうそれと昨日は、ごめんなさい。大丈夫だよ。」


よかった今日は、大丈夫そう。


けど朝は、やめておこう。




それから大嫌いな理科が終わり
お昼になった。

やっぱり秋はいなかったので探すことにした
なんかあったらやだな。


秋の涙見たら私まで辛いし。


大丈夫だよね?

「あれ?星?どっか行くの?なんか変じゃない?神楽も春も元気ないし。秋と星はよそよそしいし…」

美穂は、もうみんな呼び捨てなんだ。まぁいっか


たぶん神楽は、気づいてるんだと思う。

でも三王子の深川は、何か知ってんのかな?聞いてみようかな。


「美穂平気だよ。私ちょっと用事あるから昼は、みんなだけで食べてね」

そう言って深川を呼んだ。

美穂が深川も元気ないって言ってから深川は、なにか知ってそうだった。


「あの深川ちょっと聞きたいんだけど」

廊下の隅に呼び出し話をした。最近の秋の様子とかみんなの変わったこととか。全て話した。


「俺も気づいてたんだ。秋がなんか隠してるのは、問い詰めたけど何も答えてくれなくて。どうしていいか。」

そうだったんだ。深川も悩んでたんだ。

「俺も何かできないかな?なんでもするからお願いなにか…」


でも春が手を出したらなんか酷くなりそうなんだよな。多分私しか秋の悩みの原因に気づいていない。


そう。多分三王子絡みのいじめだと思う。

昨日秋の体にアザがあったし。



春は、お願いしてるけどここは、任せてくれないかな?よし言おう。

「えっと〜春は、秋に普通に接してくれるだけでいいよ」

え?って顔してるなー。なんか納得させる方法言わなきゃー。

「春。お前は、関わるな。俺たちは、何もできねーよそいつに任せとけ。」

いきなり会話に飛び込んだ声の主は、聞き覚えのあるあったかいけど少し低めのキレイな声。

「神楽…。なんでだよ…」


「俺らが入るとめんどーが増える。今は、そいつに任せとけ。」

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