星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
まぁとりあえず勉強が終わり下校。



でもなんで2人で帰ってんの?


「家ってこっちなの?」


「先輩をおくってくんですよ」

「なんで?」

「男なんで」

いや理由になってない。


「じゃいきましょ!」

「ちょっとなんで手を離して!」


と言ってもいくら年下でも力がかなうはずもなく渋々繋ぐ。



早く離して欲しい。神楽以外無理なんだけど。


「離して」

「やです」

これの繰り返し。


とりあえずテキトーな所で家と嘘を着こう。


それからイズくんが話すことにうんうんと返事をしながら美穂の家に。


「あーここでいいよ。」


「え??先輩の家じゃないよね?表札違うし」


「あ、うん。友達の家に泊まるんだ。」


「ふーんじゃあここでまたね!」


「うん。ありがとう」


…ん?なんで帰んないの?


「あの帰んないの?」


「先輩が家に入るまで見てる。」


そういうのは、好きな人にやりなよ…


とりあえず美穂に連絡するしかないな。

なんとかLINEで連絡した。


ガチャ


「星ー?どうし「わぁーみほお待たせー!じゃあねありがとう」


無理やり入れてもらい事情を話した。


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