星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「なんでよーいいじゃんか」

「ダメなものは、ダメ。先輩をからかうのもいい加減にしなさいね!」

先輩は、気づいてないか。こんなことをしてもノリとしか思わないな。


どうやったら伝わるんだか。


それにしても神楽先輩と付き合ってたってということは、両思いなんだよな?


どうやって?あ!でもやだな。妬ける。


たぶん神楽先輩と付き合ってた頃の話を聞くと妬けるからやめよ。



「ちょっとー?いつまでぼーっとしてんの?勉強するよ?ラストスパートなんだから」


なんでか先輩は、ものすごく勉強熱心だ。


まぁそこがいい所だけど。


「先輩ここわかんなかったんで教えてください!


「はいはい。」

実際答えの解説見ればわかる。これでも俺は、勉強できる方なので。


でもこの教えてくれる横顔なんともたまらない。


ものすごく綺麗だ。


でもなんで髪の毛赤はいってんの?


性格は、おしとやかなのに。
毒舌だけど。


「先輩。なんで髪の毛インナーカラー?だけ赤なんです?わりとピアスも空いてますよね?」


「あぁ軽蔑した?これは、あんまり人を寄せつけたくないとかひねくれた考え持ってたから」


へぇーひねくれた考えか




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