星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
そうして運ばれてきたケーキを写真に撮って食べる

神楽に自慢しちゃお!

お前がケーキ食べたのか凄いなって言いそう。


「先輩チーズケーキ好きなんですか?」


「うーん。好きだけど大好きとかでは、ないかな」


まぁ甘いものは、基本的に好きじゃない。


チーズケーキは、半分食べたらいいやって感じになっちゃうし。


まぁでももったいないしいろいろ食べた。


それからお店を出たのが2時。


それから少しショッピングをして今は、帰ってる最中。


「先輩この並木道綺麗っすよね。」


ほんとに綺麗。思わず見とれていると隣で笑い声が聞こえてきた。


「先輩。俺の声聞こえてます?」

え?あ!

「綺麗だね!すごく」


返事をするの忘れてた。


「今日付き合ってくれてありがとうございました。」



そう言われて「こちらこそ」と返す。


「俺。今日伝えようとしてたことがあって。」


伝えようとしてこと?なに?

「なに?」

なんだろう?なんか顔赤いし。


「あの俺実は「星!!」


そう私の元に響いた声は、ずっと聞きたくて
会いたかった愛しい人の声。


いずくんの声よりも私は、彼の声が真っ先に届いた振り返るとそこには、


「神楽」


なんで?どうして?聞きたいこと話したいことが山ほどあるのに喉に詰まって出てこない。


言いたいこと伝えたいことがたくさんありすぎるんだ。



けど体は、正直で向かってきて目の前にたった彼に飛びついた。






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