星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
やば!今の話神楽に聞かれて。


「おい星どういうことだ?」


やっぱりご立腹ですね。

「透さんも一緒にご飯食べてさ!ね?私が今日は、張り切って作るから!」


話を変えるも


「今日は、泊まれ。てか四連休泊まれ。


今からお前ん家行って荷物取って俺ん家で飯食った後、たっぷり話を聞かせてもらうから。

内容によっては、きつーいお仕置きな」


私は、絶対絶命だけどまぁ後で対策を考えよう。


「神楽!まぁ怒らないで!ちゃんと説明するし!
それよりも!おかえり!」


ちゃんと言ってなかったしね。


「あぁただいま。星。」


そうしてどちらからともなく手を繋ぎ触れるだけのキスを落とした。

《イズside》


マジかよ。先輩やっぱりまだ付き合ってたんだ。
神楽先輩めっちゃ星先輩のこと知ってた。


甘いもの苦手で甘くないチーズケーキ。


はぁ。



うわぁ涙出てきた。

あ!ここって。

ふと顔を上げると先輩を見かけたあの公園だった。


俺、告る前に失恋かよ。


てか神楽先輩の前だとあんなふうに明るくなるんだ


めっちゃ嬉しそうに。顔赤くして可愛かったな。


あんな顔されたら俺のはいるすき間ねぇじゃん。

「あぁ。好きだなあ」

届くはずのない言葉と涙が溢れてくる。

星が綺麗だ。
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