星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星ちゃんがいいなら3人で星ちゃんのご飯食べたいな。」


え?!2人で食べたいからあんなに渋ってたんじゃないの?笑


まぁ嬉しいけど。


「いいんですか?私が親子の間に入って」

「もちろん!星ちゃんなら大歓迎だよ。」

「ありがとうございます。」


そうしてスーパーで買い物していた。


そう言えば…

「あのさ神楽。向こうでお父さんと仲良く過ごせた?ちゃんとご飯とか2人で食べた?」

やっぱり長く離れていると緊張するもんだ。


たぶんお父さんの方が。


「うーん。心配することは、なかったな。ただ親子ふたりして料理できないから外食ばっかだったな。」


うわぁ外食ばっかってさすがお金持ちだな。


「ならやっぱり外食の方が良かったんじゃない?
本当によかったの?私いろいろ言っちゃったし。
神楽だって疲れてるだろうし」


「何度も言うけど考えすぎなんだって。別に迷惑とか思ってないから。お前のことだから四連休遊びに行かない方がいいのかなとかいろいろ考えてるんだろ違うか?」

何こいつ。ドンピシャ。


怖いわー

「神楽がいいって言うなら…」


「大丈夫だよ。別に寝れば普通に疲れなんてとれるし。平気だから。」


私は、その言葉に安心して笑顔で買い物をした。


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