星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
え?食べる?


「お前をってこと。」


一気に熱を帯びる顔。


身体中から煙がでそう。


でも心も体も全部正直だ。

私は、静かに頷いた。


「止まんねーし優しくできねーよ?逃げるなら今だそ?お前が嫌がることはしたくねーし」


「いいよ。神楽だもん。怖くない。何されても神楽だからって私は、神楽にならどんなことされたって愛しいって思うよ?だって間違ったことしないでしょ?信じてるから」


神楽になら何されてもいい。そう思えるんだ。

どんなことも愛しいって。


「お前、もうどうなっても知らないから。勝手に俺に愛されてろ。」


「んっ///あぁんぅ////っっちゅつ///んぅ///」


甘くとろけるキスが降ってくる。何度も何度も。


「お前割と胸あるよな。」


そんな言葉でさえ愛しく思えちゃうってどうかしてるよね。


「恥ずかしいこと言わないでぁあ」


やばいもう喋れない。

「なぁいいか?」

頷く。もう好きにして。


「ほっそいな。」

そんな言葉は、もう届かない。


そっからの記憶は、ほとんどない。

ベットに移動して

痛くて愛しい感覚だけが体に残っていた。






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