星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
無事に決まり、明日からは、練習が増えてくる。


美穂と啓だけがものすごくテンション高かった。







それから何日かたって体育祭本番。


まずは、私が6人の中で1番最初に出番がある。


「星!頑張ってね!」


「勝つんだよ!」


秋は、優しく応援してくれるけど美穂…勝つんだよってもっと他にないのかね。


「星頑張れよ。」


頑張れるよ!神楽のその一言があるならね。

「うん。」

そうして入場門へ。
そして入場。

うわぁ緊張するなー。こんなんで緊張してたらこの先仕事どうするんだって話だよね!


よし!頑張ろう。


「よーい。」パァァン!!


ピストルの音でスタート。


うわぁもうすぐで私の番。


あ!私の番だ。


よし!行こ!まずは、着替えないと。


「星ファイトー!!」


美穂声でか。笑


確かコスプレだったよね?えーーと


袋の中を見ると…なにこれ。


これ悪意あるよね?

チャイナ服って悪意あるよね?


とりあえず着替える場所に入って着替える。


うわぁ来たけど少しぶかぶか。まぁいいや!


ぶかぶかでスカートの丈長くなったし!


とりあえず走ろう!

そうして更衣室を出ると…


うわぁみんな見てる。恥ずかしいけど我慢。


「まじかよ。クソ可愛い。」

「スタイル良すぎ!」


なんて言葉が私に届くことは、なく。

ひたすら走る。


「なんだよ!あの星の格好!まじで誰だよあんなやつ作ったの!」

「ちょっと神楽落ち着けって仕方ねーだろ障害物競走なんだから!」


という啓と神楽の言葉ももちろん聞こえてません。


「あ!2個目の障害物えっとお題は、クラスメイト前でコスプレに合わせてそれっぽい言葉を言う5つ言う。」


なにこれ。てか声に出して読んじゃった。


しかも大きい声でって書いてある。


周りを見るとみんなやっている。


よし!


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