星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
あ、こっち来る。


ん?なんなずっと目が合ってるんだけど?


まさがだよね?嫌だよ?


嘘だよね?



「星。来い。」


えーーーー!ヤダヤダ。


と首をフルも



「行くぞ。」


はァ神楽が恥ずかしいものだったら面白かったのにこれじゃ私が恥ずかしいじゃんよ。


「学校でイケメンと大人気なんでもできちゃう神楽くんがゴール!彼女と手を繋いでのゴールですね!」


解説の人盛り上がってるな。やめてほしいわ。


「皆さんも気になってると思います!お題は、なんでしょーー?」


うわぁ怖!


「星を持ってくると同時に星のように綺麗なもの。だそうですねー!ズバリ!星のように綺麗なものは、彼女だと!」


「見た目じゃなくて中身な?」


な!こいつ!


蹴り入れてやる!!


「いって!安心しろ。暴力女。お前は、十分綺麗だから見た目も。」



な?!なんでこう恥ずかしいこと言えるかなー。


「いちゃつかないでください!ですが神楽さん肝心の星をもってないようですが…」


あ!なにやってんのこの人!星なんか星型のものとかあったじゃん!


「ん。」


なんで繋いでる手上げてるの?


「星なら持ってる。それとも抱きかかえた方がいい?ならだき抱えるよ。」


ん?どういうこと?


「神楽さん説明を…」


「こいつの名前。読み方は、セイだけど漢字は、星だから。こいつもちゃんと星だよ。外れてないよね?どう考えても。お題は、星ってだけで指定もなんもされてないもん。」


うわぁよく気がついたなーすごい。


でもこういうとこほんとに好きだなー。


「合格!見事1位です!!」


そうして終わった。


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