星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
保健室に着くと、軽い捻挫じゃない?と言われた。



まぁ最後のリレーは、出るでしょ!


「お前リレー出るとか考えてる?バカ?本物のバカ?やめろよ。その足で」


「バカバカ言わないで!出るったら出る!やりたいもん。歩けるし走れる!」


絶対出る。


みんなに迷惑かけられないし、空気悪くしちゃう。


「俺がやめろって言ってもやるんだろうな。無理だけは、すんなよ?」


「うん!」


神楽に勝った!勝負でもないけど。


「星!!!平気?」

「秋。大丈夫だよ!騎馬戦の結果は、??」


「星のおかげ!星が3つとってくれて良かったよ!3点差で勝った。私なんて2つだよ?」


2つもすごいと思うけど。もっととってる子いたし。私は、役には、立ってないよ。


「神楽!かっこよかったぜ!」


「啓、神楽をちゃかす前に星の怪我だろ、はぁ」


「お!そうだった。平気か?」


「うん。平気。」


「ちょっと見せて。…軽い捻挫って言われた?」


「さすが春!病院の息子さんだね!合ってるよ!」


「けど走らない方がいいと思うけど」


春までもそう言いますか。


「こいつのこと止めたけど無駄。走るってよ」


「神楽の言ったとうり!私は、走ります!」


絶対走って優勝!!


こうなったらもう優勝するしかない!

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