星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
そうしてみんなも渋々許してくれて、


入場する。


「最終種目は、クラス対抗リレー。選抜された1クラス6人の男女が走ります。」


そうして解説者が話してスタート。


1走者は、美穂。



うわぁ!みほはや!でもほかのクラスも早いな。


今のところ3位。


バトンが上手く渡って春。やっぱり男子。早いな。


んー!でも3位のままだ!


次に秋。あ!つめた!あと少しでぬかせる!



私も応援する。


「抜かした!!」


啓にバトンが渡ったと同時に抜かす。


凄い!次だ!私の足!頑張ってよ!


「星!頑張れ!」


「うん!」


やっぱり痛い!!でも神楽が待ってる。


あと少し。あと少し。


「星!!!頑張れ!」


神楽の声が1番の勇気だよ。神楽もそうだったのかなそうだと嬉しいな。


「お願いーーーー!」


「よし!」


バトンが渡った。


「星!!!頑張ったね!」


「美穂。ありがとう。」


神楽を見るとどんどん飛ばしていき抜かした。

「きゃー!抜かしたよ!!」


私は、思わず叫ぶ。


ゴールで神楽を待つ。


よし!


「ごーーーーーーーる!!」


そう解説の人がサッカーみたいに言った。


真っ先に私に飛び込んできてくれて、


耳元で勝った。


そう言った。





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