星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
うわぁみんな見てる。ほんとに下手くそに歌いすぎてごめんなさい。



「星!美穂!元気だして!そういう時もある!無理強いしてごめん!」



秋が謝ってきたので私達は、苦笑いで終わった。


帰り道は、やっぱり6人で帰る。


「なぁ星。」


手を繋いだ横から声が聞こえる。神楽ですね。


「お前さわざと?あんなに下手なやつ初めて見たけどお前わざとだろ?」


うっ!やば!バレた?


「まぁさかーわざとなわけないじゃん!そこまで器用じゃないよ!」



「ふーーん」


なんとか誤魔化せた。


心配で啓と美穂を見る。


啓は、体育祭の話で盛り上がりすぎて美穂も啓と盛り上がりそれを秋と春がなだめている。


良かった。大丈夫そうだ。


神楽は怖いなー。


いつかバレそう。まぁ3年になったら言うつもりだけどね。社長にそう言われたし。



うちの事務所は、みんな仲がいい。って言っても社長がそういう人だしね。


優しい人だし部下に命令と言った命令!!!は、しない。


まぁ体育祭が終わって一応一段落かな。
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