星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

文化祭楽しかったね!

そして文化祭2日目に。


「星。今回は、気おつけろ。昨日マーキングできなかったし」


「ちょっと声がでかい!!当たり前でしょ!昨日したら今日動かなくなる!」


てか学校でなんて会話してんだ。全く


「星!着替えよ!」


あ!美穂だ。やる気満々…


「んじゃあ行くね!」

そ言って神楽と別れて、なんと!私は、プリンセスになります!


今回は、男女セットで動くらしいので安心!

そして白に赤の模様が入った大人っぽいドレス。


今日は、ペアで教室に入る。

「星。お前綺麗だな。」


そういう神楽こそ。似合いすぎでしょ。

「カッコイイね。似合ってる。」


「あぁ。じゃあ役になりきって行くか」

ん。手を組んでスタート。


「ようこそプリンセス。」


子供を連れた家族。たぶん誰かの妹ちゃんかな?

「プリンセスさんは、どうして私がプリンセスだと思うの?」


「もちろん。あなたがとても可愛くてお姫様だからよここでは、誰でもプリンセスになれるのよ」


そう言うと子供は、私と神楽と手を繋いで席に座った。


「プリンセスさんは、なんてお名前?」


可愛い!!もう抱きしめちゃいたい!


「私は、星というの。あなたはなんてお名前なのかな?教えてくれる?」

「ほら!みき」

一緒に座っているお母さんが言った。


「私は、美希」


みきちゃんいい名前。

「みきプリンセス。今日は、どうしたいかな?」


神楽のキャラキモイ…。



まだ新撰組の方が良かった。


「みきねー全部やってお兄ちゃんに自慢するの!」

お兄ちゃんいるんだー。

「そうなのね!なら一生懸命やってプレゼントを貰いましょう!!」


可愛い。


「それでは問題です。プリンセスは何が大事かな?」


悩んでる。可愛いな子供。


「笑顔?」


「みきプリンセス。正解だ。すごいね。」


可愛い。


「じゃあ全問正解よ。凄いわ。好きな景品を選んで」


そう言うとみきちゃんは、うさぎのぬいぐるみを持ってバイバイした。
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