星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星ちゃーん!指名ー!」


終わったと思ったらまた…


「ごめんだけど神楽君と別れてやってくれる?」


え?!なんで?



「混んできちゃって…これは、予想外…」


まじですか。

仕方なく指名者のとこに行く。ある意味ホストクラブみたい笑


なんて考えてる場合じゃないね。


なんか後ろで神楽が文句言ってるけど笑


「御機嫌よう。王子様。お茶をお持ちしました。」



「うわぁー綺麗。まじでこの子が接客してくれんの?サイコーだわ。プリンセスって設定っしょ?俺ら王子だから肩を組むぐらいいいよな?」


「王子様は、とてもご機嫌がよろしいようで。この魔法は、後を5分で切れてしまいます。存分に堪能してください」


シンデレラみたいな設定なんとかして欲しい。


「俺は、手繋いじゃおー。てか鎖骨きれー。これ惚れるわ」


キモすぎする。



「王子様がそのようなはしたない言葉では、ダメですよ?」



いつまで続くのこの茶番。


「いいじゃんよ。」


はぁー。女の子接客したいよ。


「姫をさらいに来ました。さぁ姫私と一緒に踊りましょう」


え?!なに?いきなり神楽どうしたの?


「おい!ちょっとなんだよお前!!」


「王子ですが何か?」


その時音楽が流れてきた。



シンデレラだ。


え?!ほんとにおどんの?一応この練習は、したけど…ホントのほんとに!


「なにおまえ手なんか繋いで肩組まれてんの?両脇に男ども置いて。意味わかんね。やっぱりマーキングしとくべきだったな。」


「ちょっと何意味わかんない事言ってんのよ!」


「ん?このまま抜けんだよ。この曲が終わる頃には、交代の時間だ。」



そう言われたので時計を見るとほんとに交代。
昨日といいよく時計を見てるなー。

曲が終わってお客さんに手を振る。


それから神楽に連れられドレスのまま空き教室に。



「なんでここ?」


「ムカつく。あーーイライラする。なに?警戒心ないの?馬鹿なの?アホだわ」


は?何それ。なんでそんなに侮辱されないと行かないのよ。


「何それ?私が気に入らないの?意味わかんない。なんで怒ってんのよ!」


「お前さー。見てわかんない?妬いてんだけど」


え?!妬く?昨日もだよね。


「まじですか…」


「無理。」


え!


っっ/////


「ちょ/////神楽!!」


鎖骨!!


「よし。綺麗だ。」


//////////死ぬ。


「辞めてよ歩けないじゃん。」


「バンドエイドでいいじゃん。もう交代だし、着替えたら?」


とそういうので着替えて仕切り直し!

いろんなクラス回るぞー!


定番!


「焼きそ「お化け屋敷ー」


え?!焼きぞは売り場の隣にお化け屋敷がある。


かなり怖そう。


定番がお化け屋敷って…

「神楽君もしかしてだけど…」


「入る」


いやぁぁ!!と心の叫びが聞こえることも無く。


私は、走っています。


早く出たいし。


ドス!

「あっごめんなさいーーー!」



と走って終わった。

「お前先行くなよ。つまんねー」


もうやだ。怖かった。


「怖いなら俺に抱きつくとかないわけ?」


「ないね!」


そう言い合いをしながら色々なクラスを回って自分のクラスも行った。


美穂たちに接客してもらってね!

楽しんだ。




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