星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
またバイトしなきゃ。


仕事のお金は、とっておきたいし、将来のこと考えるとバイトしないと心配。



なんで私が働いたお金を姉に…



もう一生姉から逃れられないのかな。


とりあえず明日から探して頑張らないと。

そうして早めに寝ることにした。



はぁ…こんなに朝が憂鬱だと思ったの久しぶりだななんか神楽たちと笑い合える日々がすごく楽しい。


そう感じるほど光が強くなるほど影も強くなっていくんだよね。


忘れちゃいけない事だ。


学校に行く。でも昨日の電話から見ていた景色が悲しく染まっていく。



あぁ歌詞書こう。

今だったら正直な気持ちかける。


そうして屋上に1人で黙々と歌詞を書いていた。


鐘がなって教室に。


なんか憂鬱。


HRが終わると真っ先に美穂が来た。


「星!昨日は、大丈夫だったの?朝来た時いなかったからびっくりしたよ!」


「うん。平気!」


そう言って美穂が曖昧な顔をすることにきずかない振りをして一日を過ごした。


「おい。星。今日勉強会しねぇ?啓とかもいるし」


そう言って帰る支度を済ませた神楽が来た。


行きたいな。でも無理だ。神楽の顔がキラキラして見える。


はぁ…


「ごめん。今日用事あって。ごめんね。私抜きでやって。」


「そうなのか?てか平気か?いつもより暗いけど」


はぁ、ほんとに敏感。鋭すぎて怖いよ。笑


「平気だよ。」


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