星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
そう言ってお金を手にして帰っていく。



用事がすんだらすぐこれ。


またいつ来るか。1度来たら当分辞めない。



今日は、もう寝よ。


翌朝。5時に目を覚ます。


運動はしないといけないからいつもランニング。



一応ストレス発散にもなっている。


考えてみれば、神楽は親のために生活のために働いていたと言った。


その気持ちは、私もわかるんだよね。だからなおさら苦しみもわかる。



はぁ今日もバイト。



カレンダーを見る。



バイト初めてもう3週間ぐらいか。



そろそろきつくなってくるな。


体が悲鳴をあげてくる頃。


きついな。


でも学校行かなきゃ…ってもうすぐテスト!!やばいな。


毎日勉強少しは、してると言っても成績落としたらお父さんになんて言われるか。



そろそろ電話が掛かってくる頃だなってほんとにきた。



「もしもし?」


『星。おはよう。もすぐテストだな?大丈夫か?ちゃんと成績落とさないようにしろよ!』



「わかってるよ。」


それだけ言うと切られた。


なんのために電話してきてんの。ストレスで死にそうなんだけど。


やば。クラクラする。



最近ご飯も少し怠ってるからな。


でも朝ごはんも食欲なくて要らないし。


まぁ1日ぐらい平気かな。


ピンポーン。


朝から誰?


「はーいって美穂と秋?それにみんなも。」


なんで?!


「星!学校行こ!」


「いきなりどうしたの?」


「たまには、いいじゃん!」


まぁよくわかんないけどいいか。


「わかった。行こ。」


なんとか平然を保って笑いをつくる。



学校について1時間目を終える。


だるいな。疲れが出てきたかな?


それに今日も姉が来るし。


「おい。星。顔色悪いし朝から体調悪いだろ?平気かなのか?」



神楽ってなんで鋭いかな。


「大丈夫だよ。」



「お前。無理してんだろ?バイトって疲れんだろ?我慢とか「我慢なんてしてないよ」」


神楽の言葉を遮って言う。



我慢は私の場合しなくては、ならない。

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