星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
1度倒れた日から全く体調が治らない。



ご飯も少し抜いていて痩せてしまった。


しょうがない。生活していくためには、仕方ないこと。



あれから姉は、何度も家に来る。



泊まらせてと言われ家族だから他に迷惑かけないように私の家に泊まらせるしかない。



その度に私が1週間乗り越えるための食料や飲み物とられ遠慮なく食べまくってすぐエアコンなどをつけられ…もう言いたくない。



やめてと言っても人の家に来てその態度と怒ると暴言が飛んできて不貞腐れて泣き出す。



世間を知らずに仕事を転々として全く。


それがもう1ヶ月ちょっとになる。



姉の電話から1ヶ月ちょっとが立っている。



そろそろ体力がやばいです。


体調は、治るどころか悪化。



最近は、学校に行っても勉強なんて出来たものじゃない。



でもテストがあるしと思い家で夜遅くまで勉強。



姉のことがあるけど私は、頼れる親がいない。



いないと言うよりは、親に頼ることができない。



だからといって兄に頼るにも。



兄も苦しみから逃れて幸せな家庭を築いている。



尊敬できて大好きな兄に迷惑をかけたくない。


結局結論は、私が頑張るなんだよね。


はぁ倒れた時より相当やばい体調ですね。



自分で自分のことを笑っちゃうよ。


「おはよう」


「星!!!ねぇほんとに体調平気なの!!」


「美穂うるさいよ。大丈夫だってこないだから毎日言ってるでしょ」



なぜか美穂にイラついてしまう、


「美穂だって私だってそんな体調悪そうにしてるのに心配しないわけないでしょ!」



秋に怒られるとは、思わなかった。


「ほっといてほしいの。ごめん。今切羽詰まっててけどほんとに「星のバカ!!私たちをなんだと!」



遮って言われる。バカ?


「バカって何!こっちだって必死なの!美穂にバカなんて言われる筋合いないよ!」


最近は、5人で勉強会してるみたいだけど


こんなの八つ当たりだよね。


「何それ!美穂は、悪くないでしょ!星は、なんで怒ってんのよ!」



秋の言うことが正論。
向こうは、相談ししてほしいんだよね。



できない私も私で最低だ。
でも私は、苦しいよ。


「もうお願いだからほっといて。一応ゆうけど姉がこっちに来てるの。それだけだから。美穂は、わかるでしょ?」


美穂だけは、私の過去を知ってるから姉のこともわかっている。


それに…
言っても楽になるどころか思い詰めるだけ。
言ったって私の家族の問題学校のいじめとは違う。


クラスは、喧嘩だと騒いでいる。
< 227 / 349 >

この作品をシェア

pagetop