星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「秋たち上手くいってるといいけど。今日は、泊まるって言ってたし」




大丈夫カナ?


《春side》


おかしい。おかしすぎる。


なんで星みたいな格好してんだ?



ノースリーブって…手は、繋いでるけどこれだけで理性壊れそうなのに。




それに濡れてるし髪の毛。火照った顔。



マジかよ。泊まりなんて何回もしてるけど



こんな格好されたら泊まりどころじゃない。



「春はさその…あの…キスするの好きなの?」



は?なんでこんなこと聞いてくるんだ?おかしな。



なんで手をにぎにぎしてくるんだよ…



「どうして?」


「っ////なんでもない!」



なんなんだよ。けどまじで襲いそう。



家に入って寝る支度。



とりあえず今日は、ソファで寝るか。


それかほかの部屋だな。部屋は、有り余ってるしほかの部屋にするか。



父さん達もいないし。母さんまで父さんの出張について行くとは…まぁ好都合だけど



秋が歯磨きからもどってベットに行くのを待つ。




「春は?寝ないの?」



「先寝て。」



明かりがついてると余計秋の方見れねぇよ。



秋が部屋を出ていくのを待つが一向に出ていかないんだけど。なんで?



そうするともじもじして顔真っ赤にして俺の隣ぴったりくっついて座った。



は?どういう風の吹き回し?


こんなこと自分からしてこないのに。


「秋?」


「一緒に寝よ」



は?俺の思考停止。


いや動き始めた。

ぐるぐると色んな考えが頭を回る。



その時秋が手をとって俺の手を握って太ももに置く




なにしてんだ?俺の理性やばいんだけど。



神楽と啓よりかは、冷静に物事を判断する方だし



けどこれは、別だ。



秋がこんなことしてくるのは、星と美穂のせいだよな多分。



やばいほんとにやばい。



そうすると秋が抱きしめてきて




まぁこんだけされれば理性保つ方が無理だよな。
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