星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「それで12だろ?」



な!ムカつくなー!


「とりあえず痛いなら保健室行ってこい。」


「真実ひとりじゃ無理。神楽ついてきて?」


「そうだよ!神楽くんついて行ってあげなよ!女子1人とか可哀想だし」


保健室に一人でいけないって今までどう過ごしてきたんだよ。



「いや真実は、1人で行け。星お前も保健室。湿布もらって冷やしときゃ大丈夫だろ?」



ん?え?なんで私が保健室に行くの?


「待って?なんで私が保健室?」


「だから足。捻ってたろ。大丈夫って油断が危ねぇのだから湿布だけ貰いに行くの。なんだ?それとも春のお父さんのでっかい病院で見てもらうか?」



「わかったよ!行きます!行きますとも!でも1人で平気!」


「でもお前ころんだらどうすんだよ。」


心配性。まぁ私がなんども病院にお世話になってるからだけどね…


「神楽。大丈夫だから。少し行ってくるだけ」


「わかった。なんかあったら言えよ?」


そう言うと納得してくれたみたいでいざ湿布をもらいに保健室えー!


とその前に。


「真実ちゃん1人が無理なら一緒行く?どうせ行くとこ同じだし」


「うざっ別にいい!神楽といれば治るもん!」



なにそれ…愛のパワー的な?

嘘でしょ。そういうこと信じてるの漫画世界だけかと思ってた…



まぁとりあえず行きますか!



保健室に行って湿布を貼ってもらい体育館に戻る。


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