星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

決着

翌日学校に行くとあの記憶。



靴箱に紙。



でたーいじめ。でももう怖くない。私には、この人たちがいる。



「星ってーなにこれ。」



「もしかしたら秋と美穂のにも入ってるかもよ?ね?秋。」



「美穂、星おはよォ。あっ!ほんとだ入ってるぅ〜なにこれ〜」



秋がイラつきてるのがみえみえで逆に怖い。



「えっとーなになに?馬鹿なくせだぶりっ子してんじゃねぇよ。馬!え?!馬って何?」


馬ねぇ〜。あ!


「ポニテじゃない?美穂ポニテじゃん。だいたい。だからポニーテール。馬のしっぽ。私に書いてあるのはー?うわぁヤンキーブス消えろ。だって。ガキか」



そう思い3人で笑っていると…後ろから紙を取られる




「なにこれ。うわぁ消えろって誰だよこんなことするやつってだいたい想像できるわ」


「あ!神楽おはよ」



「はよ。んで?こんな所で読み合いっ子?」


「私もう怖いもの知らずだから。友達って最強」


やっぱり友達ってすごいよ。こんなにも気持ちがひとつになる。


「彼氏も最強だろ?」


「そうですね。」



そして紙を全部ゴミ箱に。




教室に行くと案の定睨まれるわけで…



私を突き飛ばし神楽の腕に絡みつくのは、真実ちゃんですね。



さすがの私でも最近は、もやもやが多い。



妬いてるなんて認めない。
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