星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
寝不足で学校に。


「星。はよ。悪ぃな最近一緒に学校行けなくて」


「神楽おはよう。別にいいよ。仕事あったんだし仕方ないでしょ。」


それから2人で並んで歩く。けどわたしからかもし出すオーラが不なんだろう…



寝不足だしね。



下駄箱の紙は、もう慣れたしそれしか今のところされないからか大丈夫。そんな考えが甘かった。



無言で教室について扉を開けた瞬間


神楽がひっぱられて教卓の前に。



まみちゃんと並んだと思ったら。


神楽のネクタイがひっぱられて神楽と真実ちゃんが重なった。


そう顔と顔が…


私の頭は、ついて行かない…ついていける方がおかしい…



私の席は、すぐそこだから鞄を置いた。


何秒だっんだろう。


たった数秘でも私は、とってもスローもションのようだった。



「てめぇなにしてんだ。」


「昔っからこんなのやってたじゃん。神楽!大好き!照れなくていいんだよ?そういう仲でしょ?」



「星!今のは、」


「今話しかけないで!!頭がついていかないの」



どこかに逃げたい。そうだ屋上。


鞄を机からどけ自分で持つ。


そこで目に入ったのは、机に書かれた愚痴。



こんなの初めて。ノートならあったけどあからさまなことは、初めてだ。机なんてどうとでもできる。




「おい…なんだよこれ。って星!!」



私は、教室を飛び出した。旧校舎の屋上に逃げた。
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