星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
手を繋いで教室に戻る。


1時間目をさぼってしまったので2時間目からしっかりとと思うが


先生が出張で自習らしい。



なんとタイミングのいいことでしょう。


とりあえず教室に入って机を吹く。


落ちるかなー…


とその時教卓の前に神楽がでて…



「てめぇらよく聞けよ!特に真実!」


と怒鳴り始めた。


「まず星の机にガキみたいなことしたの誰だ。名乗り出ろ。もしくは、犯人知ってたり心当たりがあるなら全部言え!」



今の神楽は、鬼いや鬼以上。例えるものがないよ。


「あと真実。お前は、もう許さねぇ。お前が俺に何したのかわかってんのか!!俺にも星にも近寄んな!てめぇの相手なんかもうしてらんねぇよ!」



「どうしたの?神楽?昨日は、私のところに来てくれたよね?私の方がいいんでしょ?お母さんともお父さんとも仲が私は、いいの!最近お母さんとは、あえていないけど…」



「黙れ。俺の事何も知らないくせに好き勝手言ってんじゃねぇよ。俺は、父子家庭。ふざけんな。俺は、星しかいない。お前なんかどうでもいい。いざとなったら俺は、お前にでもなにするかわかんねぇよ。」



「神楽?父子家庭?」



何も知らない真美ちゃんは、唖然としていて…


私も何も言えなかった。


守られてばっかで神楽が言いたくないことを言わせた。



「神楽ごめん。言いたくないこと言わせて。」


「いいんだよ。チュッ」



そう言うとキスをしてきた。



「なっ!何して!」


神楽は、「次こいつに何かしたらお前らの人生終わるから。それと真実もう俺らにちかずくな。近ずいたらお前でも俺は、手を出すからな。」




手を出すって…

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