星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「君今暇?だよね。俺たちと遊ばない?」

なんか気持ち悪い。誰だし。何が遊ばねだよ

「すみません。待ってる人がいるので無理です。」

これであきらめないやつバカだな。友達いないのかよ。




「そんなこと言わないでさ。俺結構いけてる方だと思うんだけど?」

うわ〜自分で言ったよ。正直うちの近くにいる男子の方がかっこいいです。




「私が嫌がってるのわかりません?無理って言ってるんです。そこら中に女の子いるでしょ?なんで私?てか、いけてる方ってなんですか?自分で言うんですか?そう言う人私嫌です。」



自分に自信を持ってる人ほど信用できない。

1番たちが悪い人が多い。

「なんだとてめー。ちょっと可愛いからってちょーしこいてんじゃねーぞ。
こい!タップリ可愛がってあげるからな」

腕を取られ必死に抵抗しようとしても力で負けてしまう。

「ちょっとやめて!離して!キモい!離せ!」



どうしよう。震えが止まらない。
助けて…助けてよ


またあの時みたいになるの?やだよ。

涙が止まんなくなってきて。


「あー泣いちゃった?俺らが可愛がってあげるって」



怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖いよ神楽助けて

「何やってんの?」

ブコッ

え?人が倒れていく。そのまま私は、誰かに抱きしめられた。

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