星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
私の家に集まってお茶を出す。



美穂は、説明が苦手で下手くそだからと言ったので私から。



「まず、黙っていてごめんなさい。そういう事だから理解して欲しい。彼氏彼女ということも秘密でお願い。で神楽たちの意見聞かせてもらえる?ネット上と言うとニ〇二〇やYouT〇u〇eとかだと思うんだ。多分。SNSとかだと…」



そう言うと3人が話し始めた。



「俺らは、跡を継ぐ。責任がある。」


そう言った。あ!その事なら透さんが言ってた。



「趣味の延長上でいいって。楽器したいとか歌いと思った時にやればいいし全員集まれる時だけでもって言わばそんなに深刻じゃないって気軽に考えてって言ってよ?」


帰る前1度社長と透さんにあってから帰った。


詳しい説明を聞きたかったし。



そう言ってたと伝えると秋が


「私は、何もできないよ。楽器だって…ヴァイオリンとかピアノしか。」



ヴァイオリン出来れば十分でしょ!


「いいじゃん!それにピアノだって美穂とハモることだってできるし。」



私的には、やりたいかどうか。


「美穂。なんで落ち込んでるの?」



さっきから説明したくないって言ったり落ち込んでるし。




「だって…嫌われないかなって。私たちから離れていくんじゃないかと」


あぁ。そういう事ね。見る限りそれは、ないと思うけどね。



「離れる?そんなわけないだろ。誰にも秘密ぐらいあるし。」



啓が言うとパァと明るくなって話し始めた。


「みんなでバンドやるの私は、賛成!できるときでいいと思うし!みんながやりたいかどうかだよ。」


「やってみる価値は、あるよな。俺達の第2の夢でもあるし。」


そう春が言う。


「いいんじゃね?な?神楽」


啓が言う。



そうすると


「どうして歌ってるんだ?俺は、いいと思うけどお前らが真剣にやっている以上ちゃんとやりたいからそういうのは、教えて欲しい。グループ名の由来とかおめらが歌う理由。」



え?いきなり?


「えーと美穂が言う?」


「星が言いなよ。星の意見だし。」


そういうので説明。


「美穂と出会ったのは、中学三年生。東京に遊びに来ててなんか小さい野外ライブがあったんだけど急遽出られなくなった人達の代わり一般市民が歌を歌うって企画を作って抜擢されたて同じく抜擢された美穂とステージに立ってスカウトかな。」



そう言うとみんなびっくり。まぁそうだよね。



「それで美穂とグループを結成。私は、知ってると思うけどほしが好きなの。名前にあるように。辛い時星を見ると泣くことができた。笑顔にもなれた。生きようと思えた。小さな光でも私たちに見えなくても諦めずに光っている。私たちが光になり、音楽になって言葉を繋いで誰かに届ける。それが出来れば私みたいに苦しんでる人泣けない人笑顔になれない人そんな人たちに光と笑顔をあたえられたらと思ってStellsにしたの。名前は私は、せいって言うけどほしとして活動して美穂は、つきって名前」
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