星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「俺は、20歳になったら父と共同経営をします。俺なりに星を幸せにしていきます。これから何が起こるかわかりません。でも、なにがあっても星と一緒に家庭をきずけて行きたいです。子供と思うかもしれません。でも星と俺は、笑い合いながら進んで成長していきます。覚悟がちゃんとあります。子供です。これから苦しいと思います。でも俺達は、自分の足でしっかり立っています。」




神楽…



「そうか。神楽くんだな?」


「はい。」


「星をよろしくと言いたいとこだが、やっぱり反対だ早いと思うしな。ただお前らの気持ちはわかった。」


「はい。ありがとうございます。」



「まぁ認めたわけじゃないからな。」



「努力します。」


そう言って結局神楽は、泊まることになった。



神楽とお母さんが話してる所を抜けてお父さんを探す。まぁ家は、そこまで広くないけど。



2階に上がってベランダを見るといた。


「お父さん?話があるの。」



呼ぶと振り返り静かに頷いた。



「認めてもらわなくていい。私たちが全力で認めさせるから。それと神楽さ、前まで母子家庭で虐待をうけていたの。
命が危ないんじゃないかって言うぐらい体をボロボロにしてた。でも自分で努力して…今は、父子家庭なんだ。夢もちゃんと叶えようとしてる。だから」



「星。わかっている。お前は、ちゃんと支えてあげなさい。それと大学は、ちゃんと行け。歌手の世界は、何があるかわからないから。」



やっぱりまだまだお父さんに認めてもらうには、時間がかかりそう。



「はい。」


そう返事をして下に降りた。
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