星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

終わらない怖さ。

今日は、神楽がお休み。


学校に来ないなんて珍しい。



家に行ってみようと思ってきたけど。


いつ見てもでかい。


「あれ?星ちゃん?」


あ!透さん。


「すまない。今から仕事でね。神楽体調わるいみたいんだ。すまないがみていてくれるかな?」



体調悪いんだ。

「はい。わかりました!」


そう言って家に入り神楽の部屋に。


「誰って星か。」



「どうしたの?」


お腹抑えてる。お腹痛いの?顔を見ても熱もないし咳もしてない。



「別に」


絶対お腹。


それに布団から出ない。


汗もかいてない。お腹を壊したわけでもなさそう。


「神楽お腹見せて。」


布団を剥がすとお腹にアザがあった。

嘘でしょ。


「不良に絡まれた。」


不良?


神楽は、そのまま何も話さず口を閉ざした。
でも…

この時は、まだわかっていなかった。


神楽の知る本当の恐怖を
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