星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「えー神楽君行っちゃうのー?私たちとあそぼー」


あー。イライラする。むっちゃイライラする。


「神楽くん?置いていくけどいいの?」



「やだよ!助けろよ!」


「あー。そんなに嬉しいですか!!キャピキャピきゃっきゃとそうですか!」


なんかほんとに妬ける。


なんであんなにカッコイイのさ隣あるけないじゃんよ!離れて歩こうかな!


「ちょまて。星!何怒ってんだお前らしくねぇ」



ふんっ!


「秋見て!星が妬いてるよー笑」



「美穂うるさい。」

はぁ。さすがにあんなにかっこよかったら妬ける。

だって前髪を上げて白を基調とした黒の模様があるシンプルな浴衣。


背がたくてスタイルもいい。


どう思う?そりゃさすがに妬くでしょ。


それから神社について別行動。なんかトリプルデートみたい。



「星?そんなに妬いた?」


こいつ。ムカつく


「妬いた。あんたがいけないんでしょ!ベタベタとうっとしい」



「やべーうれしい。キスしていい?」


なっ!!なんでそんなこと
なんでそうなるのよ!



「んっ////んぐっちゅっ////ハァハァ////」

「やばい止まんなくなりそう。でも…そろそろ行かなきゃな」



「ちょっと神楽!!」


怒るに怒れないじゃん。



「星!写真撮ろうぜ」


なんかはしゃいでるし…


まぁいいか。
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