星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「星。今日の罰」


え?!優しいって言った私が馬鹿でした。


「んっっ////ちょっあんっっ//////ぷはぁ」


何いきなりキス!!

「ちょっと!」


「これくらいじゃ足りねぇよ。俺は、今お前を感じたいだからもう少し」



「ちょっんん/////ちょっどこにっ手入れてんっっ」


神楽の手が服の間からすべ込み生暖かい生き物みたいに動き回る。



「星。」


熱っぽい声で名前を呼ばれ私の頭が限界だ。



そのまま噛み付くようにキスされ手が動き回り最後に首にキスされ神楽が離れた。



「お前もう限界?ほら起きて春たちのとこ行くぞ。」



誰のせいでこんなに…でも心配かけた私がいけないのか。


「神楽。ごめんね。」


「もういいからほら行こ。」



それからタクシーで春の家に。こんな怪我で大袈裟だよねと思いながらも口に出さないようにする。



美穂達は、あとから来るらしく私と神楽と春で3人で春の家。



春の家は、思ったよりもでかくビックリ。



「春の家ってすごい。」



そう言いながら家に入る。


神楽がまた運ぼうとしたけど遠慮しておいた。


だって恥ずかしいし。


「父さん。わりぃ友達の怪我見てくんね?」



「おぉ春。帰ったのか。珍しな俺に頼むなんていつもは、病院直行なのに」



「金がない友達なの」



そう言うと春のお父様が見て下さり手当もしてくれた。



「こりゃまた腫れてるな。若いのは、今のうちだからないっぱい怪我しとけよ!あはは」


すごい愉快なパパだ。病院でお世話になった時そんな感じじゃなかったのに。


「病院の時は、お世話になりました。すみません迷惑をかけてしまって」



「いいんだよ。しかし相当頑張ったね。はい!できたよこれでよし」


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