星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「ありがとうございます」


そう言うと神楽が来て


「ありがとうございました。こいつ休ませんるで失礼します」



そう言って私の手を取って春の家を後にした。


みほ達に会ってないのに。



そう思いながらも心配をかけてしまっているのは、事実それに言わないといけないことがあるし



2人で神楽の家に帰った。



「星。大丈夫か?痛いか?」



「うん。平気。」



そう言うとお茶を持って私の隣に座る。


ソファが軋む音が部屋に響く、




いついえばいいのかな?


やっぱりド直球に?


今言う?


あーーもうこうやって考えるのやだ。



何を怖がってるの!神楽はきっと話してくれる。


「あのさ!神楽!話があるんだけど…」


「ん?何?」


そう言って私の頭を撫でる。



「あのさ…お腹の傷なんだけど…ほんとーーに不良に絡まれたの?ちゃんと話して」



「星。俺は嘘は、つかない。大丈夫だ。ほら今日は、疲れただろ?夕飯作れないからテイクアウトしてくる。家で待ってろ。あと安静にしてろ!今日は、父さん帰ってこないから気は、使わなくていい。じゃあ行ってくる。」



一言もしゃべらせないようわざと早口で言った。



神楽否定は、しなかった。


不良に絡まれたってはっきりと言ってくれなかった私に話せない…なんで?



ねぇ神楽なんで?



どうして言ってくれないの?



それからは、2人で何事もなくすごした。

私の頭には、神楽のことがこびりついたままで。



この先の未来は、何が起こるかわからない。
ただ分かるのは、夜になればいつも星が輝いているということ。



私達はいつ死んでもおかしくないという事だ。





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