星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
年が明けて神楽がいない5人の集まり。



あけましておめでとうなど言い合いながらどこか寂しげになる。



「神楽どうしたんだろうな?俺らにまで会ってくれないだなんて」



やっぱり6人揃わないとだよね。



今日夜行ってみようかな?


神楽の家。



透さんいるのかな?


ちゃんとご飯食べたかな?


最近作りに行ってないし。



会いたいな。


そんなことを考えている時私は、知らなかった迫り来る絶望に




夜神楽に会いにいく。



「神楽?」


透さんがいたので家に入れてもらい部屋に行く。



ドアを開ける。


「ん?星?どした?」


顔に傷は、ない。いや見えるところにないのか。


最近顔を合わせてないから少し気まずい。


「あのさやっぱりちゃんと話して欲しい。何を隠してるの?傷もすごい。とおるさんも知らないみたいだし。何をしてるの?」


「星。俺は、お前が好きだよ。さぁ帰ろ。おくるからもう遅いし。」



強引に腕をひかれバイクに乗る。


「ちょっと!神楽!はぐらかさないで!なんで何も言わないの!」


そのままバイクに乗せられて家に着く。


「星わかってくれ。大事だから。大好きだよ。愛してるおやすみ。星」


そのままキスをしてすぐに神楽は、帰って行った。



次の日神楽は、学校に来なかった。


どうして…


神楽大事だから言えないなんてどうして。


何かあったんでしょ?なんのための指輪なの…


だから私は、今日の夜も暴走族の方に情報を聞いて神楽の家に行く。
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