星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
あれから2日後私は、行かないといけないとこ。



暴走族の倉庫に来ている。



「みんなー。」


そう言うといっせいに振り向く人!人!人!



暴走族何人いるのよ。



「星さん。あのっその」



「凛斗くん。言いたいことは、わかるよ。神楽のこと話に来たの。ここの人みんなに話したいから下に来て全員に話す。」



「わかりました。」



総長の言葉で全員が下に降りて話を始めた。



「みんなも知ってると思うけど。神楽ね刺されたんだ犯人もわからないしこれから私は、警察に行って話をしないといけないの。だからそんなに長くは、話せないんだけど」



みんなの目が真剣で言葉に詰まる。その目がその人の感情を写し出している。


それでも

「神楽は、言わば植物状態。生きているし健康だけど寝ている状態なのね。お話をすることも笑い合うことも殴ったりバイクに一緒に乗ることもできない。


神楽は、きっといつか目を覚ます。そう信じてるんだ。だから神楽が起きた時笑顔になれるように。これからいつ神楽が起きてもいいように前を向いて生活して。」




「星さん。」


「泣きたい人は、ちゃんと泣きなさい!でも!泣いたあとは、上を向きなさい。いい?私達は、この3年間でねいろんなことを学んできたの。それでも抗えない運命とか汚い世の中。それは、1番私たちが知ってるでしょ?その中で神楽は、星のようにキラキラと自分の道を生きてる。今でも!



だから!あなた達も自分の道をしっかり生きて。この先何があるかわからないの!泣いて泣いてそしたら上を見て!星がたくさん光って私達に生きてるって教えてくれる。分かった?あなた達は、ひとりじゃないんだからね?」




そう言うといっせいになきだす。



総長までもが涙を流した。





きっと我慢していたんだろう。
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