星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
story17~私達の人生
星の目覚め
あれから2ヶ月ちょっと
無事に大学に合格した。
今は、卒業を間近にしている。
クラスの中の1席。
空いている。真ん中の。
席替えをして6人バラバラの席に。
真ん中。そう空いている席が神楽だ。
神楽。まだ目を覚まさずに眠っている。
卒業式まで後3日。
6人で卒業したかった。
神楽…
「星!!神楽も卒業するんだよ!あんたが落ちてどうするの!この美穂と秋様がいる限り!泣くことは、許さんぞ!」
そう言って笑わせてくれる2人。
今では、神楽がいない教室は、当たり前となってしまった。
少し寂しいが仕方ない。
毎日神楽のことを考えて終わる。
それを繰り返せばほら。
もう卒業式だ。
神楽の名前をとばしていう。
合唱をして退場する。
外に出れば少しずつ花を咲かせる桜に雲が浮かぶ青い空に。
前を見れば…
前を見た。私の目の前には、いるはずのない人。
ずっと目をつぶる姿が綺麗だと思っていた。
相変わらずカッコイイと。
今目の前に大好きな笑顔。
卒業証書を持ち上履きを履いてる足。
そんなの関係ない。
そのまま体が勝手に駆け出す。
ちかずくと車椅子に乗った神楽。
「星。卒業おめでとう。間に合ってよかったよ。どうだ?泣いたか?びっくりしただろう!」
何がびっくりしただろうよ!
そのまま抱きつく。
「おァわ。…星。ゴメンな。心配したよな?俺は、生きてるよ。ちゃんとお前と生きていくよ。」
「もうそんな事どっだっていい!神楽!神楽!うぅっぅうわぁっうっぅぅ」
泣きわめく私を大好きな暖かい腕で包む。
無事に大学に合格した。
今は、卒業を間近にしている。
クラスの中の1席。
空いている。真ん中の。
席替えをして6人バラバラの席に。
真ん中。そう空いている席が神楽だ。
神楽。まだ目を覚まさずに眠っている。
卒業式まで後3日。
6人で卒業したかった。
神楽…
「星!!神楽も卒業するんだよ!あんたが落ちてどうするの!この美穂と秋様がいる限り!泣くことは、許さんぞ!」
そう言って笑わせてくれる2人。
今では、神楽がいない教室は、当たり前となってしまった。
少し寂しいが仕方ない。
毎日神楽のことを考えて終わる。
それを繰り返せばほら。
もう卒業式だ。
神楽の名前をとばしていう。
合唱をして退場する。
外に出れば少しずつ花を咲かせる桜に雲が浮かぶ青い空に。
前を見れば…
前を見た。私の目の前には、いるはずのない人。
ずっと目をつぶる姿が綺麗だと思っていた。
相変わらずカッコイイと。
今目の前に大好きな笑顔。
卒業証書を持ち上履きを履いてる足。
そんなの関係ない。
そのまま体が勝手に駆け出す。
ちかずくと車椅子に乗った神楽。
「星。卒業おめでとう。間に合ってよかったよ。どうだ?泣いたか?びっくりしただろう!」
何がびっくりしただろうよ!
そのまま抱きつく。
「おァわ。…星。ゴメンな。心配したよな?俺は、生きてるよ。ちゃんとお前と生きていくよ。」
「もうそんな事どっだっていい!神楽!神楽!うぅっぅうわぁっうっぅぅ」
泣きわめく私を大好きな暖かい腕で包む。