星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
それからすぐに犯人の証拠なども見つかり無事に逮捕。



あとから聞いた話だと神楽を脅していたらしい。


私たちがどうなってもいいのかと。



計画性があったのだ。

けれどもう私たちは、そんなこと考えない。だって今は、星の下で笑えている。

それから月日は、流れ
今は、20歳。成人を迎えて私達は、結婚した。



まるで卒業式が昨日のことのように感じるが隣に並ぶスーツ姿の彼をいや旦那様を見るとあぁ成長したんだなと思う。


大学に通いながら神楽と暮らしている。



なんと透さんから結婚祝いとして家をプレゼントしてくれた。



少し高いところにある別荘。



事務所や大学からも近い。


家が広すぎるのがなんかうーんって感じだけど。



「んじゃ行ってきまーーす」


「行ってらっしゃーい」



そう言って私も仕事ですぐ出る。



今日は、講義がないため仕事がパンパンだ。



「こんにちはー」



事務所に入るとすぐ社長がいて


「話がある」


と言って社長室に連れていかれた。



「あのー話って?」



「お前らたくさん曲作ってたよな?」



「あっはい。」


ん?なんの話し?



「お前結婚して子供できたとかなったら何ヶ月かごとに新曲を配信してつなぐ」



なるほど…子供かー



「それだけだ。今日は、雑誌の撮影とかだろ?頑張れよ」



「はーい」



そう言って社長と別れ仕事もそつなくこなし



いえにかえった。




「なぁ星。今日疲れた。」



ずいぶんと早くお帰りの神楽さんは今では、社長。


でもまだまだ学ぶことが多いらしく正確には、まだお父さんが居ないとやっていけないらしい。



「なぁ一緒に風呂入ろ?」



ん?疲れたからの流れでなんでそうなんの?



「やだ」



「拒否権なし」


これ前にもこんなような事があった気がする。


そうして男の力に叶うはずもなくそのままお風呂に入ることに。




「お前慣れねーな?まだ赤いぞ」


「誰のせいだと」



そう言うとお腹に手を回してくる。


「ちょっと神楽/////」





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