星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
神楽と裸で密着。



私の心臓は、すごく早く顔に熱が集まる。



「お前耳真っ赤」



「ひゃぁ/////ちょっ////」



耳を噛んで耳にキスをする。



「何もう感じてんの?ここ風呂だぞー」



「かぅんぅじてなんかない」



自分でも思った以上の声。



「声。甘すぎ。おい風呂からでろ」


そう言って神楽は、私を軽々と抱え体にタオルだけを巻き



なぜか暖房で温められてる部屋のベットに…



待って嘘でしょ?今?



え?!



「ちょっ神楽」



「無理。最近してないし」


いやそういう問題?違うでしょ!



「んっっっぅちゅっぅ//////」



キスが体中に降って私を染めていく。



今ふりかえって見れば出会った頃こんなになるだなんて思っていなかった。



神楽と愛し合えるだなんて。



「星。愛してる」



それからの記憶は、ただ神楽を見つめて一緒に寝るそんな曖昧な記憶しかない。



でもそんな幸せが私たちには、とってもありがたかった。



いつまでもこうして神楽と笑い会えたらいい。



そして愛し合いたい。


< 323 / 349 >

この作品をシェア

pagetop