星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
家に帰ってご飯の支度。


けど帰ってこない。


携帯には、たくさんのLINE。


全部神楽から。


けど最後の文は、遅くなる。


今言う?だってもう10時だよ?


ふざけないでよ。


それから12時回った時玄関が開いた。


「ただ!星起きてたのか。」


「ご飯食べてきた?」


「あぁ悪ぃなそれと今日の」


「いいから。お風呂は、もうあったかくなってると思うそれと小腹が空いたらデザートあるから。綺麗にしたスーツは、そこにある。ワイシャツは、カゴに出しといて。先寝てるおやすみ」


「あっありがとう」


そのまま寝る。ふて寝だ。


翌日目が覚める。


神楽は、まだ寝ているのでお弁当を作って私は、家事に入る。


朝のジョギング。ランニングは、ダメだからね。


神楽が起きてきて慌てて着替えてお弁当持って何も言わずに出ていった。



時計は、7時。今日は、早い日だったらしい。


なんか私の存在は?忘れてない?


それにね昨日の…


LINEで行ってきますと今日は、早く帰れるって言うメッセージが来た。



ならちゃんと美味しいご飯作らなきゃ。


今日は、大学。


それと明日が神楽の誕生日なのでプレゼント選びをする。



うーん。何がいいかな?


ヤッパリ奮発していいネクタイと靴買っちゃおーかなー



よしそうしよう。買い物も終わり夜ご飯やらまた家事。



今週は、大学もっていうか大学は、サボった。仕事もないので1日ゆっくり。



でも今頃神楽は、綺麗な美人さんとお出かけかな。


あんな親しげに。



はぁ。



「誰なんだろう?」



家事が終わる。


ご飯の支度もOK。


それでも時間は、刻一刻と過ぎていった。


「たっだいま!わりぃ星。ほんとごめんな!」


いつも謝ってばっか。


特に最近は。


「食べてきた?ならいいよ。明日のお弁当のおかずねって今日は、お弁当も食べてないんだ。お風呂もしっかり暖かいよ。じゃあおやすみ。」


「星。ほんとに」

「いいって。でも食べてくるならひとつ連絡あってもいいんじゃない?」


そう言い残して私は、布団に入る。


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