星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
それからある壁にぶつかる。


星のことがあって6人全員ギクシャク。


啓とも会話が減って進展なし。


けど星の問題が解決してまた6人で笑い合える。



けど今度は、神楽の問題だ。



そこで星がみんなのこと知りたいと言って話し始めた。



ざっくりだけど私の頭にある一言。


啓の大好きな子がいるって…




帰りに啓と帰る。最近の日課。


「神楽どうしてんだろうな。なんでいつも神楽なんだろうな?」


悲しげな顔して言う。


春も啓もみんな神楽のことを大事に思っていて。



それは、私もだ。


「私は、みんなが大事だよ。啓はさ大好きな子いるんでしょ?私となんて一緒に帰っちゃダメじゃん。明日からやめよ?」


「は?なんで?俺は、したいようにする。お前と帰りたいから帰る。それだけじゃん」



そんなこと言うと期待するじゃん。



夜星から電話で振られたと。


星が神楽のこと好きなんだろうなとは、思った。けど星は、やっぱりすごいよ。



ちゃんと伝えていて。


私は、…


明日啓に聞いてみよう。好きな子誰って?


知るのが怖いけど勇気出さないと。


いつまでもグダグダな私じゃダメだよね。
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