星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

神楽と星の結婚。

今日。


私達は、結婚する。


「星。おめでとう。今まで辛いことひどいことを言ってしまってたな。すまない。幸せになりなさい。それがお父さんの願いだ。」



「うん。お母さんもお父さんもありがとう。めいっぱい幸せになっていろんな人を笑顔できるようこれからも頑張るね!」







「新婦様。新郎様がお支度できました。」



「はい!」


そう言うとドアの向こうから黒のタキシードを着た神楽が来た。


「星。綺麗だな。」


「そっちこそカッコイイよ。私達。これからも笑顔で星を見ながら生きていこうね。」


「あぁ。さぁっ!行くか!」



手を取り合って行く。


私には、少し心残りがあった。


実家に帰った時いつも姉には、会えてなかった。



ルカ来てくれないのかな…



そんな時ドアが開いてそこから考えていたルカが来た。


「星。」



神楽は、察して2人にしてくれた。



「星。綺麗だね。私は、ちゃんと謝らないとって思ってここに来る資格もないのに…」




ルカ。きっと今は、苦しい思いをしてるんだよね。



「あのさルカ。ルカが今までやってきたことって相当酷いよ。悠も私も苦しかった。今ならその気持ちわかる?」



「うん。」



「ならこれからは、人に優しくいて。周りに助けてくれる人がいるということは、当たり前じゃない。」



「うっっうん。ごめっんぅ」



ちゃんと過ちを受け止めて泣けるじゃん。
まだー底に落ちた人間じゃないよ。


「ルカ。もう謝ってくれたならいい。ルカは、私のお姉ちゃんでしょ?なら笑顔で祝ってよ。応援して?私もルカのこと全力で応援するから。」



「星…ありがとう!ごめんね。おめでとう!」



ずっとずっと仲直りしたかった。すごく苦しかったけど今は、もういい。



ルカ。頑張って。


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