星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
それからは、ほとんど交流せず、ただ帰るだけだった。


そう。とうとう1人の生活になる。
怖いけどやらなきゃ。まず私から嫌われていかないと。





休みをはさんで学校。



下駄箱まで来て怖がっている。
いつから私は、臆病になってしまったのだろう。中学の頃からだ。臆病なのは、


教室に入り美穂たちを見つけた。
挨拶は、交わさない。


苦しいけど嫌われるようにしなくては、ならない。



「あ!……星おはよう。」



私は、微笑んで本を読み誰とも関わらずに
1日をただ過ぎていくように過ごしていた。



私の感情は、むちゃくちゃでもうよくわからない感情になってしまった。


それからは、美穂とは、学校以外で必要最低限の会話しかしなくなり。


私は、学校に来るのが限界に近づいていた。


あの楽しかったメンバーは、もういない。


それから2週間が過ぎ、私は次第に1人に慣れていった。


みんなから声をかけられるけど
ただひたすらに1日を過ごしみんなを無視し続けた。


それでも、地獄は、終わらなかった。

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