星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「ちょっといい」
予感的チュー。


「えっと〜なに?」
なんかめんどくさそう席変えるの嫌だよ?
せっかく美穂と同じ班で1番後ろなのに

「席変わってくれる?」
「嫌です」
諦めてくれるかな?そんな甘い考えは砕け散った。



「は?ちょーし乗んなよ?神楽くんの隣だからっていい気になってんじゃねーよ」


小声でいきなり怖いこと言うなー。でも美穂と離れるのは、嫌だ。神楽が誰だかは、知らないけど。


「嫌です。別に神楽って人がいようがどうでもいいですし。私は、この席が単純に気に入ってるだけです。人の気持ち勝手に決めつけないで」

少し強めに言葉を放つと
諦めた。


女の子達は、舌打ちをしながら自分の席に帰って言った。

舌打ちって…「はァー」

こんなんじゃため息出るよね。っと自分で思う。

席替えも終わりみんなが帰り始めた頃。


先生の呼び出しがあったことを思い出した。

職員室に行くと先生は、ただの雑用を頼んできてムカついたけどやるしかなかった


一緒に帰るはずの美穂に伝えて先に帰ってもらうことにした。




美穂に謝って片付け先の資料室にいく。

雑用がよりによって片付けって最悪。


学校来たばっかの新入生にやらせることじゃないつーの!なんなんだあの先生!




なのに顔は、まぁイケメンでムカつくはー!
しょうがないやるしかないか昼奢ってくれるっていうし!そんな単純な私もどうかしてると思うけど。


まぁとにかく終わらせよ。

私のノートとカバンは、はじにおいて。ってノートも秘密の1つだ!あ!でも

こんなとこ誰も来ないし平気かな。
< 5 / 349 >

この作品をシェア

pagetop