星の雨〜闇夜こそ輝く星〜

それから少したわいもない話をしてまた明日来てもらうことになった。今日は、私の家に止まってもらう。私いないのにねʬʬʬ





私は、考えて覚悟を決めて空を見た。今日も綺麗にオレンジ色。



「お前。頑張っな。」

「そうかな?頑張るのは、これからだよ。」





飲み物を置いて神楽と二人きり。



「ありがとう」

涙がでてきた。
今までのこと考えると涙が出てくる。




それから神楽は、私をそっと抱きしめてくれた。



優しい。でも神楽少し震えてる?


勘違いかな。まさかね…


「今日は、俺泊まるから。」


え?泊まる?ここに?ってことだよね?
そりゃー今日は、1人でいるの嫌だし。

明日も会うけど。そう思ってるのバレた?


いやいやまさかね。


「神楽?泊まるって?」


神楽が笑っている。


「お前。今日は、1人きついだろ?俺のことは気にすんな。」


気づかれてたー。なんか悔しいけど甘えちゃおー。


「ありがとう。いろいろと。」

神楽は、微笑んでまた私を抱きしめた。

このぬくもりは、多分一生もんだな笑

神楽ありがとう。




それから病院のご飯。


「うまそー俺も作ってみようかな」


「やめな。物を壊しかねない。ご飯が可哀想。だからやめな。」

「お前さらっと冷たいこと言うよな。泣いて俺にしがみついてる時は、可愛かったのに。」

「悪かったですね!可愛くなくて!」

「いや?今も可愛いよ」

な!なんでそんなことさらっといいえるのかな?恥ずかしいけど

私は、思わず笑ってしまった。


「やっと笑ったな。ずっと笑ってろよ。」


そう言って頭を撫でて神楽は温泉行くって笑



そういえば服あるのかな?あ!カバンに入ってるんだった。
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