星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「寝たいから。神楽は、ベットで寝て?私は、起きてようと思うからベットで寝て?」



「お前何言ってんの?
お前がベットで寝ろ。泊まるって言ったの俺だし。」




怒ってらっしゃる。





いーのかな?でもさすがにソファは、申し訳ない。んー。


ベットに2人でもいいよね?以外と広いし。



神楽は、そのまま部屋を出ていこうとしたのを私は、止めた。


「じゃあベット2人で使おう?以外と広いし大丈夫だよ?」



そうやって私が言うと神楽は困ったように笑った。


「俺は、男ってことわかってる?どう考えても無理でしょ?」



「なんで?見れば男だって分かるよ?」


何が言いたいのかな?よくわからないな。


「あーもう。優しいのは、いいけど優しすぎるのは、どうかと思うよ。よく今までやってこれたな。さらわれるぞ。俺はいいよ。」




「ダメでしよ。体痛くするし。ね?」



「わかった。」






とりあえず
私の言うことは、分かってくれたみたいだ。


神楽は、私と一緒に布団に入った。
だがそこからが私の精神体力を奪って行くのだった。離れてるなら大丈夫なのに…なんで



ただいま抱きしめられてます。

心臓が破裂しそう。




「あのー離れて寝れない?」



「一緒に寝よって言ったのお前だよな?
言ったんだったらこれぐらい許せ。男の俺は我慢してんだから。わかったら寝ろ」


なんで私は、神楽に言い返せないのか。
どうしても勝てない…
まぁ言ったのは、私だ。
けど我慢?って何?
んー…


今聞いたら怒られそう…
まぁいいか!


神楽の腕安心するし。



そうして私は、眠りに落ちた。

< 64 / 349 >

この作品をシェア

pagetop