星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
昼頃には、片付けは終わった。


なんとなくゆっくりしてると、向こうから喋りかけて来た。



「なぁ〜お前このノートすげえな」


エ?!彼が持っていたのは、私の秘密の1つ
詩のノートだ。
忘れてたー…どうしよう

とりあえず取り返す。

「あの返してください!!!あ!」

いきなりたったので床におていたプリントに滑ってしまった。


でも不思議と痛みは、ない。え?

頭がフリーズ…
何回フリーズすればいいのだ。

たまたま前に彼がいただけで。


でも抱きしめられたら顔の熱がどんどん上がっていく。




「あ!のっ//////すみ、すみません…」
噛んだ…

よし離れよう………離れられない。
なんで離してくれないの?
私の心臓潰す気ですか?


私があたふたしていると。いきなり笑い出した

「あっはははははははは。お前最高。かわいいな。やっぱ癖になる。今朝もそうだったし。」

今朝?あ!ぶつかった人…


それに可愛いって////
言われたことは、あるけどこんなあっさり言われたのは、初めてだ。


「お前顔上げてみ?」
私は、火が出そうな顔を見せることは、できず、うつむいたままだった

「このまま抱きしめてる方がいいのか俺を見る方がいいのかどっち?少なくとも俺を見てくれたらすぐ終わるよ?」


私は、この場を変えるため2個目のほうを選び
顔を上げた。

「あの。//////////そんなに見ないでください」
私は、恥ずかしくてたまらない。彼は、ジーーっと見てくる。


鼻と鼻がぶつかる距離。



「お前やっぱりかわいいな。顔りんごみてーに赤いし。俺お前のこと気に入った。そそられる。」


なんて突拍子もないことを言いだし私の心臓は壊れる寸前だった。
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