星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
私は、言ったあと恥ずかしくなって思いっきし神楽の首元に顔を埋めた。


抱きしめられたら顔を隠すのにそこしかないのだ。



「お前そんなこと思ってたの?やばい嬉しすぎ
可愛すぎでしょ。俺がおまえを嫌うはずがない。そもそも服とか似合いすぎてこっちが照れてただけ」




そう言って神楽は、ギューッと抱きしめてきた。




「それに!お前何その水着露出しすぎ胸元開きすぎたろ!黒のレース羽織ってる方がエロいんだけど。目のやり場に困るから俺のパーカー着て。」




そう言って神楽は、来ていたパーカーを私に着せてきた。


「ごめんね。似合ってなくて!!」



「いやいや似合いすぎてナンパされてんだろ!
お前細すぎだし!腹まで触られて!
まじむかつく。」



そう言ってまたもやギューッと抱きしめてきた。

今度は、私の身が持たない。神楽がこうして私のことだきめてくれるのは、嬉しいことだけど神楽の程よい筋肉のついた体に密着するのは心臓が持たない




分かっては、いる。私を安心させるためだって。だから離れないといけないのに離れられない私がいる


前からこの心臓の音の原因は、わかっていたと思う。きずかないふりしてたんだ。




ドキドキして心臓がうるさい。
ずっと考えないようにしてきた。



泣いてる時もこうして抱きしめてくれて
ドキドキして


ふと頭に浮かぶ2文字

私は、神楽が好きなんだ。



多分もっと前から好きなんだ。


神楽の温もりを感じながら私は、少しの間抱きしめられていた。



すると神楽が。

「星。顔上げろ」


って言うので上げて。


「少し首傾けろ」

って言うから傾けると。少しだけ沈黙。



「少し痛いけど我慢しろよ?」

そう言うと首もとに顔を埋めてきて止まる?

「神楽」ってよぶと少し痛みが襲ってきた。


「あっあぁっっ」


やだ変な声出る。何してんの?

恥ずかしい///////


首元で神楽の髪の毛がすれてくすぐったい。
「何してんの?」


その痛みが終わるとまた抱きしめて。
ぎゅーとして神楽は、何も喋らなかった。

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