星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
私が赤面していると、すっかりノートの存在を忘れていた。



「あっ!あの私のノート返してください!」

私は、抱きしめられてる腕を無理やりほどき
ノートを返してもらうよう頼んだ。


「いいよお前結構すごいのなこの詩俺好きだよ。」

「ありがとうございます。ってそうじゃなくて。あのこのことは、秘密でお願いします。秘密にしてください。」



そう秘密にしてほしい。このノートは、誰にも見せたくない。


「わかったそのかわりお前の詩見たい時見して?」


エ?嘘!なんで?恥ずかしいんだけど。



「嫌です。」

「じゃあばらしてもいいの?」


うっ。弱み握られた。


でも負けない。


「嫌です。ばらさないでください。これは、見せれません。」

「じゃあバラしても?」


ウーー。しょうがない。
美穂ごめん。


「わかりました。」

私は、渋々OKした。
恥ずかしいけど仕方ない。


私の詩は、見せられるようなものじゃないけど見たいと思ってくれるのならそれは、素直に嬉しい。


なんやかんやで恥ずかしいこともありながら
全部終わり先生にお昼奢ってもらうよう頼みに行った。


「先生ー?終わったのでお昼奢ってください。お願いします。」


「お?星川か?美夜輝も。お疲れ。」

え?それだけ?意味わからん。やらせたんだからなんかお礼してよ。



先生と会ってまだ2日だし仲良いってことでもないけど。そこは、ね?お願いしなくては。


「お昼奢ってください。」

先生は、無視。

お昼奢るって言ったじゃん。

一人暮らしは、金欠なんだから。


なにも言わずこっちを見ない先生。こうなったら追い討ちをかけよう。


「先生?私にあの資料室片付けさせておいて
お礼もなしですか。少しは、お礼してくれてもいいんじゃないですか?それとも大人なのにお礼が恥ずかしいとか?お礼できないほうが恥ずかしいと思いますよ?お昼奢るって言ったのは、先生ですよね?約束まで破るんですか?言ったこと守れない人が先生とか出来るんですか?どうなんですか?大人として恥ずかしくないんですか?」



私は、マシンガントークを浴すると言われる。
まぁそんなことは、どうでも良くて


私は、喋って喋って少し息切れした。
まぁでも先生への追い討ちをは、効いたようで。

「わかったよ。遠慮ぐらいは、しろよ?」


嫌そうな顔しても笑っていた。学食を食べて
一休みして今日は解散になった。
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