星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
放課後になりみんなで勉強会。





私の家に集まった。





「いぇーい星の家だー。」





「勉強会だからね。」





部屋は、片付けて…ない!!






やばい仕事のものがある。







啓と春!まだドア開けたらダメ!





ガチャ…




「きゃー!!!虫!!」




「え?」




今だ!





ダッドッドタ





よし!セーフ。





「虫ってどこ?」




「あーごめん気のせいだった。さぁ入ってどうぞ?」






なんとかごまかせた。
この詩のノート。神楽に見せてないな。
やめよ。ダメダメ今は、勉強だ。




神楽が学校に来た時にバカにされないように。











曲も閉まったし。OKかな。






「すげー。1回来たけどやっぱりすげー。」





「え?何が?」






啓ってたまにわかんないよね。





「綺麗だなって。一人暮らしするとほとんどの人って汚くなるだろう?部屋が。でもすげー綺麗になってる」










あーそういうすごいね。








「あれ?この前よりCD増えた?」







あ!やば!前来た時隠してたから…






やばい…





「ちょっと星。ごまかさないとやばいよ」





美穂に助けは、求められない。







「星ってもしかしてStellsのファン?」








「ステラーズってもしかして顔出ししてない2人組のユニットのこと?結構いろんな曲歌ってて自由に歌ってる人?」




「春よく知ってるね!私ねステラーズ好きなんだ!いつも聞いてて元気もらってる聞くと笑顔になれるの!ステラーズって2人組で曲作ってシンガーソングライターなんだ!星も好きだったなんて!言ってくれればいいのに!



あ!これ私かえなかったやつ!!なんで持ってんの!期間限定でしか買えないやつ!!」









秋が私たちのファンだったなんて。
でも嬉しい。ちゃんと笑顔あたえることが出来てるんだ。








でもこれ以上は、やめておこう。秋が興奮してるから止めて勉強しなきゃ。



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