星の雨〜闇夜こそ輝く星〜
「好き。神楽好きだよ!神楽の抱えてること私は、全部受け止める。だからどこにも行かないでよ…」



きずいたら言ってしまっていた。







神楽の腕がまた強く私を抱きしめる。
神楽。行かないでよ。






「ごめん。無理だ。俺は、もうお前らとは、会えない。もう会わない。俺のこと忘れろ。
お前達は、笑って。だからもう俺に関わんなだから…じゃあな」






どうして。神楽が言ったんだよ?1人で泣くなって




待ってよ。なんで抱きしめたの?なんで神楽が泣いてるの?ねぇ!!







「待ってよ。なんで!ねぇ神楽!!!
どこにも行かないでよ…」






どうして…行かないで…
なんで!










私は、泣くことしかできなかった。
神楽がどうして泣いたのか。







泣くことしか出来ない自分が悔しかった。
情けなかった。



その夜美穂に話した。全部話して泣いた。







「星。神楽は、星のこと大切だから振ったんだと思う星。私は、星がちゃんと自分の気持ち伝えたことに意味があると思うよ。それに神楽やっぱりおかしいよ」




神楽。あなたが私の事好きでなくてもいい。でもあなたには、笑っていてほしいよ。





私は、気持ち伝えちゃったけど。振られたけど。神楽が笑顔じゃないと嫌だから。





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