ランシール王国の王女様物語


「こらこら、エミリー。王女様の前で騒がない、はしたないですよ?」


ピンクのお姉さんも私の方へ寄ってきた。

ピンクのお姉さんはミアン様っていうのかな?

茶髪のお姉さんはエミリー?


ていうか、私って本当にお姫様だったのね



「しょうがないじゃないですか、こんなに可愛い
王女様を前にして騒がずにはいられません!!」



なんと・・・私は可愛いのか!?

よし、さっきまで静かにしろよと思っていたが、
撤回する、褒美にでも笑ってやるか



「キャッキャッ」


「かーわーいーー!!」

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